膝の曲げ伸ばしや体勢をかえたときに、関節がポキポキ鳴ることってありますよね？　この誰にでも経験のある“ポキポキ音”ですが、音の正体には諸説あり、関節内の水分が移動するときの音という説が有力なようです。

関節は潤滑油の役割をする液体で包まれていて、急激な圧力がかかると液体に気泡が発生し、破裂。ポキッ！　という音が鳴ると考えられています。
また、気泡が発生して破裂する時、微弱な超音波が発生してしまい、その超音波に新しい骨を作ってしまう作用があるため、変形を促すという説もあります。

首や指の関節を鳴らして「気持ちいい」と感じる方もいると思いますが、ポキポキ鳴らしすぎることは関節に良くありませんし、将来的な障害を引き起こす可能性があります。

関節を動かす際はできるだけ負担をかけないようにゆっくり動いたり、運動前にはストレッチをするなど、日頃から負担を軽減することを心がけたいですね。