【えっ?ほんと?】病院で治療しなくても膝の痛みをなくす方法がある!?
【えっ?ほんと?】病院で治療しなくても膝の痛みをなくす方法がある!?
こんにちは!看護師の髙井です🍧
台風一過で暑いですね。
水分をしっかりとっていただいて熱中症には十分にお気を付けくださいね(>_<)
せっかくの夏なのでご家族一緒に旅行やレジャー、スポーツなど楽しみたいことが沢山ありますよね!
膝が痛くてなかなか思うように楽しめない。。。
病院に行ってヒアルロン酸注射したり、リハビリを行ったりしているけどなかなか痛みが良くならない。
実はもっと身近な方法で自分で膝の痛みを和らげる方法があります!!
それは体重の減量です!!
膝関節は荷重関節と言われており、
平地歩行時には体重の約3倍
階段の昇り下りをする際には約7倍
ランニング時には約10倍以上
もの荷重がかかると言われいます。
つまり、体重が60kgである場合
歩行時には180kg
階段の昇り降りでは420kg
ランニング時には600kg以上
もの負担が膝にかかってしまうことになります。
例えば自分の体重が3kg増えると膝にかかる負担も歩行時に9倍、階段昇り降り時に21倍、ランニング時に30倍と変わってきます。
逆に体重の減量をすることにより膝の負担を減らしていくこともできます。
私の母も5年前から変形性膝関節症で膝の痛みで悩んでおりますが、湿布を貼ったり、痛み止めを飲んだりしていました。
長距離歩くことが難しく、東京観光に来た時もタクシーを使ったり休憩しながら歩行していました。
そんな母が逆流性食道炎で一時的に食が細くなり体重が7キロほど落ちてしまいました。
なんとそのときに同時に膝の痛みが軽減され
今ではほどんど痛みを感じておりません(^^♪
今では食欲も戻ってきているので、体重が増えないように注意しているところです!
体重を減らしただけでは痛みが良くならない方ももちろんいらっしゃると思います。
しかし「体重減らしても痛み良くならないからもういいんだ」
という考えで体重コントロールをしないでいると
膝への負担が大きく、膝の状態が逆に悪化してしまう可能性があります。
知らず知らずのうちに膝に体重の負担で症状が悪化してしまうのです!!
そして体重増加は膝の痛みだけではなく、さまざまな病気のリスクにもなります。
糖尿病や高血圧、心臓病や脳梗塞のリスクにもなると言われています。
かかりつけの医師にも「体重減らしてくださいね」と言われている人もいるのではないでしょうか。
お膝の為だけではなく、ご自身のお身体を考え適正体重に近づけることが健康に過ごすカギだとも言えますね(^^)
そこで適正体重とはどのくらいなのか!?
ご自身の体重をあてはめて考えてみましょう。
BMIという値から見て頂く事になります。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
計算結果による肥満度の見方は、以下のとおりになります。
・18.5未満…やせ
・18.5以上25未満…標準
・25~30未満…肥満
・30以上…高度肥満
統計的にもっとも病気になりにくいとされている適正数値は「22」とされています。
適正体重にするために体重が何kgになればよいのかというところは以下の計算式で出すことができます。
適正体重(kg)=22×身長(m)×身長(m)
こちらを目安にしていただければと思います。
なかなか膝が痛いから運動も難しいという方もいらっしゃると思います。
膝の痛みで運動が思うように出来ない時には食事のコントロールしていきながら無理のない運動を加えていきましょう。
少しずつ体重を減らし、膝の負担が減ってきたところでしっかりと運動をしていただくと、さらに減量効果も出ますし、何よりも筋力がついてきます。
筋力の維持は膝関節を安定させるためにも必須であることですので
適正体重になる→運動ができるようになる→筋力がついてくる
という良い循環を維持できるといいですね♪
こちらの記事にも膝と体重の関係について書いております。また、当院の横田医師のダイエット法もありますので是非ご覧ください!