【保存版】セルソース培養幹細胞治療による変形性膝関節治療とは!
培養幹細胞治療
【保存版】セルソース培養幹細胞治療による変形性膝関節治療とは!
こんにちは。
東京ひざ関節症クリニック大沼でございます😊
セルソース培養幹細胞治療の説明を引き続き今回もさせていただきます^^
1.治療の目的
セルソース培養幹細胞治療は、ご自身の培養幹細胞を患部に注入することにより患部の疼痛の軽減や損傷した組織の修復を目的とする治療です。
2.治療の理論
セルソース培養幹細胞治療を患部に注入すると、血管が新しく作られたり細胞が集まってきたり、足場と呼ばれる立体構造の基礎となるものが作られるなど、新しく組織を作る上で必要なものが患部に集まります。
集まった細胞、足場に対して物理的な負荷(圧力をかける、伸び縮みさせるなど)を加えることで、その場所に必要な強度や物性を持った組織(軟骨や柔軟な関節包など)を作ります。
木村医師が以前紹介している記事がありますのでをご覧ください^^
3.治療の方法
1)血液検査
セルソース幹細胞治療を行うにあたり、術前に以下の感染症検査が必須となっております。
原則、検査を拒否した場合や検査の結果陽性反応が出た場合はこの治療を行うことができません。
・B型肝炎ウィルス
・C型肝炎ウィルス
・梅毒
培養・保管の可否判定以外に検査結果を使用することはありません。また検査結果はご本人様へお渡しする事が可能です。
※感染症・重度の糖尿病・凝固障害・悪性腫瘍の患者様に対しては治療がおこなえません。
2)皮下脂肪の採取
局所麻酔にて、お腹から約20mlの皮下脂肪(脂肪組織)を、カニューレと呼ばれる細い管を使って採取します。
脂肪採取に抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、お傷は1cm未満ですし 全身麻酔と違い局所麻酔でおこなえる安全性の高い治療ですので、お痛みが無いか先生やスタッフとお話しながらおこないますのでご安心下さい^^
採取の時間も15分~20分とあっという間に終わります。
3)細胞の培養と保管
採取した皮下脂肪は、厚生労働省から製造に許可を得た細胞培養加工施設に送られ、約4~6週間の細胞培養と無菌検査の期間を経て保管されます。
セルソース培養幹細胞培養の良い点でもお伝えいたしましたが、採取をした脂肪を-196°という、ほとんど化学変化の起き得ない環境を完備している細胞培養加工施設により、従来に比べてはるかに長期の保存が可能になりました。
1日でも若い細胞を冷凍保存し将来のため保管できます!
4)培養幹細胞の移植
3)で培養された培養幹細胞を関節内へ注入致します。
注入方法は注射器で行っていきます。ヒアルロン酸注射をご経験の方はご想像しやすいかと思います。
当院ホームページにてご料金も明記しておりますので、ご覧くださいませ♪