こんにちは！本日は佐々木が担当します。

当院では、治療後にリハビリも行っております。そこで今回は皆さんに多い悩みの一つとして挙げられるイスからの立ち上がりの痛みの原因とアドバイスをしていきます。

膝は、普通に立つだけでも体重の３倍、歩くと５～７倍、階段の上り下りでは７～１０倍ストレスがかかります。

この荷重ストレスは身体の使い方によっては大きくも小さくすることもできます。

実際にイスからの立ち上がりで行ってみましょう。

イスから立ち上がる時上半身を真っ直ぐに保ったまま立った時と上半身を前に倒して立った時とはどちらが楽でしょうか？

おそらく上半身を前に倒した方が楽に感じると思います。

上半身を真っ直ぐに保って立つと上半身の重心が膝より後方になり膝を曲げようとする回転モーメントが特に膝の前方に加わり大腿四頭筋を収縮させて立ち上がってます

これを上半身を前に倒して上半身の重心が膝の上にくるようにすると膝と上半身の重心との距離が小さくなり膝の負担が減ります。

ポイントは、上半身の重心を膝にのせる感覚です！

骨盤を前傾にし股関節から上半身を前に倒します。両足は平行で膝とつま先の向きが同じ方向を向いているのも重要です

身体と膝とつま先が同じ向きにすると膝にかかるストレスが減り膝の痛みが軽減します。

リハビリでは、実際に検査を行い一人一人の膝の改善点、アドバイスも行っています。

お悩みの方いましたらお尋ねくださいね！！