なぜ転ぶのか?
なぜ転ぶのか?
こんにちは!
本日は佐々木が担当します!
本日は、なぜ転ぶのか?筋力低下の影響についてお話しします💡
まず、身体のバランスの基本事項を確認しましょう!
ふつうに立って片足立ちをしてみてください
次に両手指を組んで頭の上に置いて片足立ちをしてみてください
バランスが悪いのはどちらでしょうか?
両手を頭の上に置いた方がバランスが悪いと感じたら正解です。
腕は、片方でも3~4.5㎏の重量があります
両腕で6~9㎏もの重さのものを頭の高さに持ち上げるのですから全身のバランスが変わっても当然ですね
ふだん気にもとめていませんが人の頭は意外に重くその質量は体重の約8%もあるんです
例えば、体重が60㎏の人であれば頭の重さは5㎏程度にあることになります
少し軽めのボウリングのボールくらいですね😓
そんなに重いものを首の上にのせて日常生活を送っているのですから加齢により全身の筋力が衰えて来るとちょっとしたバランスの崩れによって転倒するリスクが高まります
ですので脚力がいくら頑張って身体を支えてくれても体幹の働きが軟弱だと身体の一番上にのった重たい頭をうまく支えることができないのです
また、転びやすい歩き方で注意する点として、下肢以外では腕振りの振幅縮小(腕振りが小さい)、軸旋回の困難性(身体の軸を上手く回せない)、前屈姿勢(前かがみ)が挙げられます
バランスを制御するにはまず姿勢を正す事が第一です。
ですので姿勢がよくなれば膝の負担も変わります!!
当院のリハビリでは、膝の状態はもちろん全身のバランスも確認しながらどうしたら膝の負担が減るのかを考えながら行ってます
よかったら一度リハビリに来て頂ければと思います