リウマチとは?🌼
クリニックの診察
リウマチとは?🌼
こんにちは♪
朝晩がぐんと冷え込む日が続いておりますが、
みな様体調はお変わりございませんか?💊
本日ブログを担当させて頂きます、
看護師の木元と申します🌸
本日は『リウマチ』について紹介させて頂きたいと思います。
お膝にお痛みやお悩みを持つ患者様を、日々多く診させていただいておりますが
お痛みの原因に『リウマチ』が考えられる場合がございます。
○どんな人がかかりやすいのですか?
女性がかかりやすく、30~50歳代で多く発症します。
日本のリウマチ患者さんの数は、70万人とも100万人ともいわれ、毎年約1万5000人が発症しています。全人口からみた割合は0.5~1.0%で、この割合は海外でもほぼ同じとされており、地域による大きな差はありません。
年齢別にみると、30~50歳代で発症した人が多く ( 図2 ) 、男女比では人口1000人あたり女性5.4人、男性1.1人と、女性に起こりやすい病気でもあります。
○原因は何ですか?
感染、過労、ストレスなどをきっかけに発症することがあります。
人のからだには、細菌やウイルスなどの外敵からからだを守るしくみ ( 免疫 ) があります。このしくみが異常を起こし、関節を守る組織や骨、軟骨を外敵とみなして攻撃し、壊してしまうのがリウマチです。
こうした病気は“自己免疫疾患”とよばれ、体質的にかかりやすい人が何らかの原因によって発症すると考えられています。その原因は、まだよくわかっていませんが、細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどをきっかけに発症することがあります。
また、リウマチが家系内で発症することもありますが、一般にそれほど強い遺伝性はありません。
○関節リウマチは、どんな病気ですか?
免疫の異常により、主に手足の関節が腫れたり、痛んだりする病気です。
関節リウマチ (は、免疫の異常により、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなり、日常生活が大きく制限されます。また、炎症は関節だけでなく、目や肺などの全身に拡がることもあります。
リウマチのかかり始めには、熱っぽい、からだがだるい、食欲がないなどの症状が続いたり、朝方に関節の周囲がこわばることがあります ( 図1 ) 。その後、小さな関節が腫れ、やがて手首やひじ、肩、足首やひざ、股関節など全身の関節に拡がっていきます。
ちなみに、「リウマチ熱」という病気がありますが、これは溶連菌という細菌の感染によって起こる病気で、関節リウマチとは異なります。
○関節の症状はどのように起こるのですか?
滑膜組織から軟骨、骨へと拡がっていきます。
1. 最初は滑膜組織に炎症が起こる
骨と骨とをつなぐ関節は、下図の「正常な関節」のようなつくりになっています。軟骨はクッション、関節液は潤滑油として、関節を滑らかに動かす役割を果たしています。また、関節液は滑膜 ( かつまく ) でつくられます。
滑膜は、薄い膜と軟らかな組織からできています。これらは滑膜組織とよばれ、関節を内側からくるんでいます。リウマチによる炎症は、この滑膜組織から始まり、しだいに軟骨や骨に影響がおよんでいきます。そのため、病気が滑膜組織にとどまっているうちに治療を始めれば、軟骨や骨が壊れるのを防ぐことも可能です。リウマチの早期発見・早期治療が大切な理由はここにあります。
2. 炎症性サイトカインなどで症状が悪化
リウマチの炎症が進行すると、滑膜組織からTNFα、インターロイキン1 ( IL-1 ) 、インターロイキン6 ( IL-6 ) などの炎症性サイトカイン ( 炎症を起こす物質 ) や、中性プロテアーゼなどの酵素、活性酸素、一酸化窒素など、炎症を悪化させる物質が次々と生み出されるようになります。このうち、中性プロテアーゼは軟骨を壊すはたらきをします。
また、炎症性サイトカインは、骨を壊す役割をもつ破骨 ( はこつ ) 細胞のはたらきも活発化させます。壊れる骨の量が、日々新たにつくられる骨の量を上回ると、骨が壊れていってしまうのです。
リウマチも変形膝関節症も、女性に多い疾患となっております。
お膝のお痛みに加え、『朝の強張り』や『熱っぽい感じ』等周辺症状もありましたら、
当院では膝の診断に加えリウマチの検査も出来ます。
是非お困りの症状等があれば当院にご相談くださいませ🌷