熱中症の症状と予防❕~コロナの夏を乗り切る~
熱中症の症状と予防❕~コロナの夏を乗り切る~
こんにちは!
東京ひざ関節症クリニック銀座院の看護師、木元です🌺
梅雨入り前ですが日差しの強い毎日が続いております。
今年は新型コロナウイルス・変異株感染拡大の防止のために、まだまだマスクをしながらの日常となります。
本日は熱中症の原因と、その予防に関してお伝えしたいと思います。
熱中症とは
体温の上昇と調節機能のバランスが崩れると、身体に熱が溜まり熱がどんどん溜まっている状態のことをいいます。
症状は軽い状態から、命にかかわるものまで多岐にわたります。
2020年の夏(6~9月)に熱中症で救急搬送された人の数は、全国で6万4,869人でした。
軽度では、めまいや立ち眩み、大量の発汗などの症状が診られます。
中度になると、頭痛や吐き気など、
重度では、意識障害や運動障害などがみられ、呼びかけにも反応しなくなります。
そうなると命の危険性もあるのです。
軽度の症状でも2,3日めまいが続くこともあります。
熱中症の原因
熱中症となる原因は大きくわけて3つあります。
①環境
気温が高い、湿度が高い
クーラーがついていない
などがあげれます。
今年はクーラーが切れてしまっている夜中~早朝にかけての時間帯に熱中症になって搬送される方がたくさんいらっしゃいます。
タイマーは起動させずに、つけっぱなしで過ごしましょう。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、マスクをしていると頭の熱がこもることになりますので、人が周りにいない状態ではマスクを外すことも、必要です。
②からだ
次に、熱中症になりやすい方の特徴です。
高齢者や乳幼児、糖尿病や精神疾患といった持病を持っている方。
二日酔いや寝不足といった体調不良の方などがあげれます。
これらは共通して、体温調整が上手にできないことが原因となってきます。
特に、外出自粛期間もあり、身体が熱さに慣れていないことで体温調整がうまくいかず熱中症になる方が多くなるだろうと言われています。
③行動
若くて体力もあり、体調が優れていたとしても無謀な行動を取れば熱中症のリスクは増加します。
激しい運動や慣れない運動をする。
長時間の屋外作業、そして水分補給ができない状況などです。
無理な行動は避け、しっかりと対策をとりましょう。
熱中症の予防対策
では、どのような対策をとればいいのでしょうか!
直射日光を防ぐ
日陰や日傘、帽子を利用して体温が上がるのを防ぎましょう!
水分・塩分補給
そして、汗で失われた水分と塩分を補給しましょう。
経口補水液を利用するのもよいと思います。
おわりに
地球温暖化により例年よりも気温の高い日が続いております☀
そのうえ、コロナによるマスク生活も余儀なくされていますのでしっかりと対策をして、無理をしないことを心掛けていきましょう!