銀座院スタッフ

痛風と偽痛風

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痛風と偽痛風

痛風と偽痛風

こんにちは!

看護師の弓削です(^^)/

今日は関節痛繋がりで、痛風偽痛風のお話しをしようと思います。

痛風とは

血中の尿酸値が高くなることで起こります。

原因はプリン体を多く含む食事とも言われていますが、遺伝性や他の疾患が原因になっていることもあります。

症状は足の親指の痛みであることが多く、尿路結石なども引き起こすことがあります。

性別では圧倒的に男性が多い疾患です。女性は女性ホルモンが尿酸を体内から排泄してくれるためです。

診断は、尿酸値や関節内から尿酸の結晶がみつかれば確定となります。

 

偽痛風とは

関節の中にピロリン酸カルシウムが蓄積することで起こります。

原因は不明であることが多いですが、変形性膝関節症の人に起きやすいといわれています。

症状は全身の関節で、突然痛みが起こります。

性別ではやや女性に多い傾向にあります。

診断は、レントゲンで関節軟骨の石灰化が見られる事や、関節液からピロリン酸の結晶が見つかれば確定となります。

 

痛風のような痛みが出ているけど、尿酸値は正常という方は偽痛風の可能性があります!

そして偽痛風の方は変形性膝関節症の可能性もあるので、一度整形外科を受診することをお勧めいたします。

 

それでは、お大事にしてください( ^^)