第18回【日本再生医療学会】報告
第18回【日本再生医療学会】報告
こんにちは。
整形外科、服部です。
神戸での学会から帰りました。
2日間休診にさせて頂きご迷惑おかけしました。
まずは当院からの発表演題についてご報告いたします。
新宿院院長の横田直正医師の発表①の内容をお伝えしますね。
【変形性膝関節症に対するPRP-FDとPRP関節内注射療法の比較】
2016年7月から半年間に当グループでPRP-FD治療を受けて投与後6か月間の経過観察を終了した症例(37例52膝、平均年齢69.1歳、BMI平均22.5、罹病期間平均4.7年)に対し、
それ以前に当院で行われていたPRP症例(14例15膝、平均66.9歳、BMI平均22.3、罹病期間5.3年)と比較した結果、以下のように考察しました。
治療効果は両群とも
①変形の程度にほぼ比例する
②VASの比較ではPRP-FD群の平均改善率が66±23%でPRP群の37.9±38.4%より有意に良かった
➂重篤な合併症はなかった
以上から現在当院で行っているPRP-FDは膝関節内の注入に関してPRP治療よりも効果が高いという事がわかります。
実データから結果がわかる前にも、手ごたえとしてはPRP-FDの方が確実に効果があることと
関節内に注入した後の反応性の痛みが少ないことより
当院ではPRP治療を辞めてPRP-FD治療に一本化した経緯があります。
ですからPRP-FDは自信をもってお勧めできる治療です。
もし悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、お電話でご相談くださいね。
皆様の素朴な疑問に、しっかりとお答えします。
それでは、また。
学会報告は続きます~。
失礼いたしました。