こんにちは、トレーナーの岡村です。

変形性膝関節症の方は膝周囲の筋肉が弱くて膝に負担がかかり、痛みがでる方は多くいますが、

股関節の筋肉（お尻の筋肉）が弱くて膝が痛くなる方もいらっしゃいます。

お尻の筋肉、特にお尻の横についている筋肉（中殿筋というのですが）、この筋肉が重要な働きがあります。

この中殿筋が弱くなることで膝が痛くなる方も多いのですが、その仕組みを少し説明しようと思います。

まず、人はこのように立っています。人は歩く時、片足を上げて一歩を出すのですが、片足を上げるとなると、、、

このようになります。

赤い部分が中殿筋なのですが、この筋肉が働くことで、真っ直ぐきれいに片足立ちをとることができます。

しかし！

中殿筋が弱いと、、、

このように、身体が横に倒れてしまいます。

すると、横への倒れる力に伴い、膝も横に倒れる力が発生します。それによって膝の内側がぶつかってしまい膝が痛くなります。

※この症状が進むことがO脚の原因の一つでもあります。

以上が、仕組みになります。

もちろん、すべての膝の痛みが中殿筋が弱いからという訳ではありません。

しかし、このように中殿筋を始め、膝以外の影響で膝が痛くなることは多くあります。

まずは中殿筋を鍛えてみることも膝痛を予防する一つの手段となります。

次回は中殿筋の鍛え方をご紹介します。

当院での治療で膝痛の改善、そしてリハビリで予防維持と

膝の痛みの悩みを解消していきましょう！！