膝が腫れる原因
ひざ痛クリニック情報
膝が腫れる原因
こんにちは!看護師の小宮です(^^)/
10月も半ばとなり、涼しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか❓
今日は、お膝の腫れについてお話したいと思います🌼
お膝の痛みが出たとき、併せて起こる症状として膝の腫れがあります。
これは炎症が起こって、水が溜まっているサインになります。
では、炎症が起こっているとはどういうことなのでしょう???
炎症とは?なぜ起きるの?
炎症とは、もともと組織を修復するための反応です。
軟骨に負担がかかって擦り切れてくると、その軟骨の削りかすの分解物によって、関節の中で炎症が起きます。
膝の場合は削れてしまった部分の軟骨を修復するために起きるのですが、炎症の過程で、関節周囲が腫れたり、痛んだりします。
なぜ炎症が起きると膝が腫れるの?
関節は関節包に包まれた袋になっています。この袋の中に常に数ccの関節液があり、関節液には、粘り気がある軟骨に栄養や酸素を与える役割があります。そして関節の中で炎症がおきると、この関節液が増えて炎症を抑えようとします。
この増えた関節液がいわゆる水です。つまり、水は炎症の結果でおこるものになります❕
そして、お膝の痛みも炎症の結果といえます。
軟骨や骨には神経が通ってないので、軟骨が削れたから痛みがでるのではなく、炎症が起きているから痛いということです。
もし炎症が起こったら…
まずはお膝をしっかり冷やしてあげましょう!
クーリングをことで炎症が抑えられ、痛みが沈静化します。
冷やしてお膝の状態が少し落ち着いたら、抗炎症効果のある湿布を使うことも有効です♪
逆に温めてしまうと血行が良くなって、腫れを増長させてしまいます。
当院で行っている根本的に炎症を抑える治療
クーリングは一時的に炎症を抑えるのに有効ですが、今後また炎症が再燃してしまう可能性が高いです。
当院で行っているご自身の血液を使ったPRP-FD治療では、血液中のサイトカインという物質が炎症を抑えてくれるだけでなく、お膝のダメージを修復してくれる成長因子という成分をたくさん使った治療となります✨
根本的に修復を促すので、一時的なものではなく、しっかりお膝のお痛みや腫れをおさえてくれます。
お膝の腫れが引かなくて悩まれている方・お痛みで困っていらっしゃる方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ😊