膝の健康と寿命の関係
日常生活において
膝の健康と寿命の関係
膝の健康が損なわれると、生活に質が低下することは容易に想像できると思います。
何をするにしても、歩かない訳にはいきません。
そのため、膝の痛みが強いと、楽しい生活が送れなくなってしまいます。
膝の健康が損なわれた結果、介護が必要になる可能性もあります。
実際、関節の痛みが原因となって介護が必要になる例も多いと言われています。
特に、軽い介護、介護保険での「要支援」などは、関節の病気が原因でなることが多いと言われています。
それどころか、膝の健康が損なわれると、寿命が短くなってしまう可能性も出てきました。
先日読んだ論文に、歩行速度が1秒当たり0.1m早くなると、死亡リスクが12%下がるという内容が書かれていました。
歩くスピードと寿命とが関係しているということになります。
膝に痛みがあれば、歩くスピードは格段に低下してしまいますので、膝の痛みが寿命に直接影響を与える可能性もあるということになります。
勿論、あくまでもリスクの話ですので、必ずそうなってしまうということではありません。
ですが、健康寿命のためだけでなく、通常の寿命のためにも、膝の健康に気を配っても損はないと思います。