膝の症状は急速に進行する?(人工関節置換術後)
人工関節置換術
膝の症状は急速に進行する?(人工関節置換術後)
今まで、変形性膝関節症は徐々に進行していくものだと考えられていました。
しかし、その常識は間違っていたのかもしれません。
この報告では、人工関節置換術を受けた患者さんが、短期間で痛みが強くなって手術に至っているケースが多くあることが書かれていました。
徐々に症状が進行していくケースが多いとは思いますが、人によっては、急激に痛みが強くなり、手術をしなくてはいけなくなる場合もあるのかもしれません。
そうなると、膝の痛みが軽いからと言って、そのまま放置していてはいけない可能性があります。
膝の痛みを感じた時点で早めに対策を練り、いかにして膝を守っていくかを考えていくことが、重要になるのかもしれません。
◆雑誌『Osteoarthritis and Cartilage、2014』
◆題名/Knee osteoarthritis radiographic progression and associations with pain and function prior to knee arthroplasty: A multicenter comparative cohort study
◆著者/Riddle DL, Jiranek WA