足がつる?!
足がつる?!
皆様、こんにちは(^^♪
本日ブログを担当させていただく、看護師小宮です!
皆様は睡眠中に足がつったご経験はありませんか?
寝ている時に突然足がつって、その痛みで起きてしまう経験はありませんか?
足がつる とは、、、
神経伝達の不調で起こる、意識していない強い筋肉収縮(けいれん)が発生し、痛みが出る症状で、
俗に「こむら返り」とも言います。
ではなぜ、足がつるのでしょうか?
足がつる原因のひとつは、
電解質の異常 つまり 脱水症状 なのです!!
電解質とは、カルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウムなどの成分です。
これらの電解質は筋肉細胞などの働きにかかわっています。
筋肉細胞が正常に働かないと、間違った信号を出してしまい、
予期せぬ筋肉の収縮=けいれん=足がつる症状
が出現します。
私たちの身体は汗や尿としてだけではなく、皮膚の表面や呼吸などからも常に水分を排出しています。
生きているだけで、1日約2Lの水分が体内から出ていくといわれています。
睡眠時は汗を多くかいており脱水傾向にあります。さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。
夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまうのです。
脱水予防のために重要なことは、
もちろん 水分補給 です!!!
のどが渇いたと感じる時だけではなく、こまめに水分をとる習慣を心がけましょう。
また、水分補給と言っても、ただ水を飲むだけではなく不足している電解質を補給することが重要です。
寝る前にもコップ1~2杯の水分を飲むようにしましょう。
身体が冷えないように、常温の水か白湯を飲むのがおすすめです。
水分補給は、昨今気を付けないといけない熱中症の予防にもなりますよね!!!
☆その他の予防法☆
①食事
栄養バランスの良い食事
特にマグネシウムやカルシウムを多く含んだ食事を意識的にとるようにしましょう。
ナッツ類、海藻類、納豆、ほうれん草、牛乳、豆腐など、、、
②適度な運動
軽めのストレッチや日頃からウオーキングなどの軽い運動をすることで、
筋肉の衰えを防ぎ、血流をよくすることが出来ます。
③冷え対策
入浴や足湯、レッグウォーマーなどで身体を冷やさないようにしましょう。
ただ、頻繁に慢性的に足がつる場合は、病気の可能性もあります。
糖尿病や肝機能障害、腰椎椎間板ヘルニアなどでも足がつりやすくなります。
長引く場合は、早めに専門医を受診しましょう!!
暑い夏がもうしばらく続きます💦
皆さま、体調に気を付けてお過ごしください☺❕❕