銀座院スタッフ
iPS細胞から軟骨細胞
銀座院スタッフ
日本整形外科学会より
iPS細胞から軟骨細胞
第88回 日本整形外科学会学術総会で、京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)の妻木先生がセミナーで話をされていました。
個人的に、とても興味深い話でしたので、ここに書かせていただきます。
iPS細胞から軟骨の細胞を作る研究が行われています。
関節の中にある軟骨は、血管が乏しく、修復材料が届き難いなどの理由から、再生しにくいと言われてきました。
ここ最近、再生させる方法が徐々に明らかになってきています。
CiRAで行っている研究で、iPS細胞から軟骨細胞に分化させるために必要な物質として、
・アスコルビン酸
・BMP2
・GDF5
を培養液に添加する必要があるそうです。
この方法で作った軟骨細胞は、2型コラーゲンを作り、関節の軟骨を作ったそうです。
この添加物を応用したら、色々な細胞から軟骨細胞が作られるようになるかもしれないですね。