【膝関節ってどんな関節⁈】
ひざが痛い原因
【膝関節ってどんな関節⁈】
こんにちは!
東京ひざ関節症クリニック銀座院のトレーナー、柔道整復師の岡村です。
本日は、当クリニックの名前にもあります。膝関節についてお話したいと思います。
膝関節は他の関節より変形がしやすい、痛みがで出やすい、などといった特徴があります。
1 関節とは
まず、関節とはなんでしょう!
私たちのカラダの中の骨と骨との連結部のことを指します。
骨と骨の間に関節があることで骨を動かし色々な動作をすることができるのです。
代表的な関節では肩関節や肘関節などがあります。
そして関節にはそれぞれの特徴があります。
例えば肩関節と肘関節では動く範囲がまったく違います。
肩関節はぐるぐる回せますが、安定しているとは言えません。
肘関節は水平以上は伸びませんが安定力があります。
一長一短あるので、特徴を知る事で気をつけなければいけないことを考えていきましょう!
2 膝関節の特徴
膝関節の特徴は以下の3つがあげられます。
①曲げる、伸ばすことしかできない自由度の少ない関節(捻りは少しできる)
②体重を支える関節
③筋肉や靭帯に支えられている関節
左の写真の通り、膝は骨の上に骨が乗っているだけの関節です。
体重がかかり負担となれば、筋肉や靭帯を頼りにしなければならないのです。
これらの理由により膝は痛めやすく変形の起きやすい関節となっております。
3 膝を守るためには
膝の痛みを出さない為にも、負担を減らさなければならないのですが、何が負担になり何をしていけばいいのでしょうか。
体重を減らす
膝への負担になるものとして、体重があげられます。
体重が1キロ増える事により、歩行時に3倍、階段では6倍の負担がかかるといわれています。
数キロの増量でも膝には大きな負担となっているのです。
筋肉をつける
膝の負担を減らす方法として、膝を守る筋肉をつけることも大事です。
筋肉は加齢に伴い、徐々に減少していきます。
関節を保護するはずの筋肉がなくなると関節に負担がかかってしますのです。
膝は、特に筋肉に依存していますので尚のこと重要になってきます。
大事な筋肉は色々とありますが、太ももの前の筋肉が大事になってきます。
以前、太ももの前側のトレーニングの記事も掲載しましたので参考にしてみてください!
生活様式を見直す
膝への負担のかかる生活として、和式の生活があげられます。
和式の生活では、膝を深く曲げたり、正座など体重を膝にかけたりなど負担のかかる動作がたくさんあるのです。
ご自宅の生活様式を見直すことで膝への負担を減らすことができます。
まとめ
今回は、膝関節の特徴とどのようにして負担を減らしていくかというお話しをさせていただきました。
すべてのことが出来なくても、何か一つでも心掛けることができれば膝への痛みが少しずつ変わっていくと信じています!
色々な治療法がありますが、まずは膝に対してもう一度理解を深めて、膝を見直してみてはいかがでしょうか!