コロナの太りを防ごう!~食べ過ぎないように働きかける~
体重管理
コロナの太りを防ごう!~食べ過ぎないように働きかける~
こんにちは!
東京ひざ関節症クリニック銀座院、トレーナー、柔道整復師の岡村です!
本日は「体重が減らない人の行動」についてお話しします!
なぜ、太るとわかっていても食べてしまうのか、私も含めて、大変耳の痛い話題であると思います。
体重が増えると膝への負担がかかるというお話は先日のブログでもご紹介いたしました。
こちらのブログを参考にしてください。
ヒトは合理的な道から外れていく
食べなければ痩せる。
痩せれば、膝への負担が減る。
その合理的な意思決定ができなくなってしまうのはなぜでしょうか!
人間は合理的な意思決定から逸脱する傾向にあり、それをバイアスと呼ぶのだそうです。
食べなければ、膝への負担が減るとわかっているのに食べるという行動をとってしまう。
それには、いくつかのバイアスがあると言われています。
現在バイアス
辛い意思決定を避けて先送りにしてしまうことを現在バイアスと呼びます。
簡単に言うと、現在の楽しみを優先してしまうことです。
例えば夏休みの宿題を7月にせずに先延ばししてしまう。
貯金が必要だとわかっていても、浪費してしまうという方も、現在の楽しみを優先してしまう現在バイアスのせいと言えます。
ダイエットで言えば、現時点での食欲を満たすことと将来太るということを天秤にかけ、食べることを優先してしまうという行動は現在バイアスによるもの。
将来の健康の価値よりも、今の食事を価値が大きくなってしまっているのです。
この現在バイアスによる先延ばしの解決策として、コミットメント手段をとるといいと言われています。
コミットメント手段とは、「自分の行動に成約をかけて選択の道を狭くする」ことです。
浪費家の例でいうと、給料から天引きにし口座を分けてしまう仕組みを利用するのがコミットメント手段です。
ダイエットの場合、スナック菓子などの間食を買い置きをしないこともそれに含まれます。
サンクコストバイアス
少し話はそれてしまいますが、食べ放題にもバイアスが関係していると言われています。
その名もサンクコストバイアス。
サンク(sunk)=沈んだ
コスト(cost)=費用
つまり、回収できないはずの費用に気を取られて合理的な判断がとれなくなる事を言います。
食べ放題では元を取ろうとしてたくさん食べてしまう傾向にあります。
お金を支払った時点でその費用はいくら食べても帰ってくることはありません。
しかし、サンクコストを取り戻そうと、合理的ではない判断をしてしまいます。
つまり食べ過ぎてしまい、太るリスクが増加してしまうのです。
こちらの解決策は後ろを振り向かないことです!
過去のコストよりも将来の費用で便益を考えるようにする。
食べ過ぎると、病気になる確率が上がるとか、着ていた服が入らなくなるといった損失を考えるようにする!などです。
まとめ
ヒトは欲望には勝てない生き物・・。
でも痩せないと健康に害をきたしてしまいます。
家にお菓子があればついつい手にしてまうことでしょう。
私のコミットメント手段は、コンビニに寄らないことです。
コンビニでは美味しいものが気軽に手に入ってしまうからです。
皆様も自分なりのコミットメント手段を上手に活用して健康管理を行っていきましょう!