銀座院スタッフ
PRPで椎間板治療
銀座院スタッフ
日本整形外科学会より
PRPで椎間板治療
第30回 日本整形外科学会基礎学術集会から、興味深い題材を紹介しています。
本日、ご紹介するのは、この演題です。
題名 :多血小板血漿を用いた椎間板変性治療
発表者 :明田浩司先生(三重大学)等
多血相版血漿(PRP)についての演題です。
三重大学では、以前から、PRPを活用した椎間板治療の研究をされていました。
椎間板は、一度損傷を受けると、修復が難しいと言われていました。
椎間板ヘルニアの手術でも、神経を圧迫している椎間板を取り除くことが中心で、椎間板の修復を行うことは難しいとされていました。
この演題では、PRPの上澄みを椎間板の中心部に注入した結果、痛みが減ったということが報告されています。
レントゲンやMRIなどの画像検査では大きな変化は見られなかったとのことですが、痛みが取れれば、患者さんにとってはとてもメリットの大きい話だと思います。