【膝の痛みを抱える方の辛い動作】
ひざが痛い原因
【膝の痛みを抱える方の辛い動作】
こんにちは!
東京ひざ関節症クリニック銀座院のトレーナー、柔道整復師の岡村です。
本日は、ゲストの皆様が悩まれている方が多い、『家の中での痛みの出やすい生活動作』についてお話させていただきます。
膝の痛みが出る場面は移動中や外出先だけではありません。
一番安らげるはずの、家の中でも痛みを訴えている方がたくさんいらっしゃいます。
その中でも、私がゲストの皆様とお話をしていて痛みの出る生活動作で多かった動きについてお話させていただきます。
床にしゃがむ時、床から立ち上がる時
一番多く聞かれるのは、床へ座り、そして床から立ち上がる動作です。
食事をするときに、ローテーブルやこたつでご飯を食べて床に布団を敷き就寝する。
この様な生活様式の中で膝を深く曲げ体重を載せるという動作が膝に大きく負担をかけてしまいます。
和式のトイレ
そしてトイレの様式でも膝の痛みと深く関係してきます。
和式のトイレを膝を深く曲げる、体重を乗せるという動きにより膝に負担をかけてしまいます。
家の中だけではなく、外出先のトイレで和式しかなく使用したところ膝を痛めてしまったとおいうお声をよくお聞きします。
正座をする
最初にお伝えした、床へ座るという動作に続きその床の上で正座をする時に痛みを訴える方もいらっしゃいます。
外出先でも、法事の時や習い事などで正座をしなくてはならない場面は出てきます。
これらの動きに共通して言える事は、
・膝を深く曲げる
・曲げた膝に体重を乗せる
・そして、捻りを加える
と、いう点です。
この三つの動きは膝に大きな負担を加える事になります。
膝の骨の間で半月板や靭帯、軟骨に大きなストレスがかかります。
生活様式を変え、これらの動作を避けて膝の負担を減らすことが大きな目標にはなりますが、生活様式を大きく変える事は色々な負担がのしかかります。
すべてを変えて生活することは大変難しいことかと思います。
お仕事の中でもこの上記の動作をされる方もいらっしゃるかと思います。
私達が気を付けなければならないことは、どのような生活動作が膝に負担が掛かるのかを知り、その動きに注意をして過ごすことではないでしょうか。
例えば床に座る動作や和式のトイレを使用するときは、勢いをつけず捻る動作を入れないようにする。
正座をするときは長時間の同じ姿勢を避けて、体重をかける時間を減らすなどの工夫をして膝の負担を少しでも減らすよう、みなさんで心掛けていきましょう。
家で生活する時間が増えている現在、少しでもお膝に優しい生活をしてあげましょう!
5月より、オンライン診療も行っております。
外出が困難な方にも症状を伺えるようになりましたので、こちらもご利用ください。
オンライン診療のご案内はこちらです!
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おうち時間、是非ともみんなで乗り切りましょう!